中野中央署の署長重森聡(三浦友和)は、部下がOLを襲う不祥事を起こしたと知り、辞表を提出。辞表は上司の預かり、という形になった。高校時代の同級生で、部下のヒラ刑事高部(西岡徳馬)は、重森を元気付けるが、重森は妻美砂子(余貴美子)のことを考えると気が重い。子供がいない美砂子は夫の出世を唯一の生きがいにしてきたのだ。
そんな折、管内で暴行殺人事件が発生。被害者が毎日署に出前に来る蕎麦屋の店員中村綾子(乾貴美子)だと知った刑事たちは怒り狂った。娘と散歩する気分で綾子とデートしたことがある重森も思いは同じ。実は、重森は、事件発生の少し前、近々父と暮らすつもりだ、と別れを言いにきた綾子と顔を合わせていた。重森は、別れ際になぜか抱きついてきた綾子のことを鮮明に覚えていた。
捜査の陣頭に立った重森は、その手口から、山崎雅人(池内万作)という男に注目した。5...
『ミステリー体験ゾーン 本当にあった怖い話』(ミステリーたいけんゾーン ほんとうにあったこわいはなし)は、テレビ朝日系列で1992年4月13日 - 9月21日までの月曜日20:00 - 20:54に放送されたテレビドラマである。また、夏季以降では『夏の不思議ミステリー 本当にあった怖い話』と改題して放送された。
愛川欽也がナビゲーターとなり、毎回25分弱の作品を2話ずつ放送するオムニバス形式のドラマであった。
物語はドラマの主人公となる人物の実体験であるという体裁をとっていて、後に『女優霊』や『リング』を手がけた高橋洋と中田秀夫も参加している。
(第1回)「送られた心霊写真」「幽霊刑事」
(第2回)「山瀬まみの恐怖心霊体験」「呪われたお引っ越し」
(第3回)「幽霊と結婚した男 湖の幻影」「呪われた婚約」
(第4回)「ママが死んだ夜…」「黒いカバン」
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黒沼家は東京の大きな戸建てに住む裕福な家庭。朋子は専業主婦で、17歳年上の夫謙造、血の繋がらない二人の息子(長男杉男、次男竜二)、謙造の父重光との5人暮らし。テキパキと家事をこなし黒沼家を切り盛りしていた。そんなある日、思いもよらず夫や息子たちが前妻の恒子と会っていることを知り落胆、離婚覚悟で家を出る。高校時代の友人時子のマンションに居候し、編集の仕事を手伝うことに。
一方、謙造は橋建設の入札で忙しい日々を過ごしていた。それは恒子から得た情報を元にした裏取引も含んでいた。恒子は離婚後、大阪の料亭で仲居頭をしていたおり、そこで耳にした橋建設に絡んだリベートの情報を謙造に流していた。恒子は14年前、謙造の出張中に男と外泊し3歳の末娘光子を肺炎で死なせていた。そのことへの罪滅ぼしでもあった。橋建設の入札は成功し、謙造は常務取締役へ昇進。しかし喜...
『必殺仕事人V風雲竜虎編』(ひっさつしごとにんファイブ ふううんりゅうこへん)は、1987年3月13日から7月31日まで、テレビ朝日系で毎週金曜日22:00 - 22:54に放送された、朝日放送と松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)共同製作のテレビ時代劇。全19話。主演は藤田まこと。
必殺シリーズの第28作、必殺仕事人シリーズの第8作、中村主水シリーズの第14作である。
放送期間 1987年3月13日 - 7月31日
放送時間 金曜22:00 - 22:54
概要
前作『必殺仕事人V旋風編』が、出門英のスケジュールによる降板と視聴率の低迷で打ち切りとなった直後の作品で、旋風編の正当な続編であり、主題歌など、いくつかの要素はそのまま引き継がれている。
旋風編で降板した出門とひかる一平の代わりに、当時大河ドラマ『独眼竜政宗』に出演していた三浦友和と...
必殺シリーズの長時間スペシャル第9弾である。
概要
15年続いたレギュラーシリーズ終了の直後に放送された。これ以降、『必殺仕事人激突!』で復活するまで年数回のスペシャル路線として継続していくことになる。 安政の大獄や唐人お吉をストーリーに導入し、桜田門外の変で大老井伊直弼を暗殺したのは、頼み人から依頼を受けた中村主水であったという内容。
何でも屋の加代が仕事人グループ「絵日傘」の元締として再登場し、自らも殺し技を披露するが敵の襲撃に遭い、グループは崩壊。終盤は主水と組み、仕事人の密偵として復帰した。政と影太郎は終盤のみの出演。政に至っては台詞が解散の際に発した一言のみであった。
2013年放送の『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系列)のコーナー「新3大○○調査会」で、本作が取り上げられた時はなぜか、ゲスト出演の江夏豊の演技がクローズアップさ...
12時間ドラマ10周年を飾る作品。激動の幕末にあって鎖国日本の開国に挑戦し、その生命を捧げた大老井伊直弼の波乱の物語。全6部構成。「歴史ドラマとしての迫力満点」(朝日新聞への投書)。途中各部の間でミニ番組が入る。
何かにつけて張り合っている二人の刑事宮坂と真樹を、人情係長早川がサポートして事件を解決していく刑事ドラマ。新宿ロケが中心だった前シリーズ『二人の事件簿』に比べ製作予算が5割近くアップしたといわれ、スイスでの海外ロケ(第1話)や札幌ロケ(第4話)を敢行し、新シリーズの売りの一つとなった。【以上、チャンネルNECO広報資料より引用】牧美智子の切なげなアップテンポのテーマ曲が絶品。毒蝮三太夫がレギュラーに。各回のサブタイトルは以下のとおり。第1回「野獣海を渡る」、第2回「香港から来た女」、第3回「けんか友達」、第4回「札幌に咲くデカ魂」、第5回「眼には眼を」、第6回「チンチラぶるーす」、第7回「見知らぬ恋人」、第8回「あばれず」、第9回「情事の報酬」、第10回「さよなら,愛」、第11回「恐怖の日曜日」、第12回「記憶の壁」、第13回「宙に飛ぶ死体」、...