世界貿易センタービルへの飛行機で突っ込むという衝撃的な光景から始まったアメリカ連続多発テロ事件から、3年。世界中の誰もがあの悲惨な光景は目に焼きついていることだろう。あのテロが起こったとき、世界貿易センタービルの中には日本企業の支社もあり、もちろん日本人も多く仕事をしていた。そして、日本人の方でもお亡くなりなった人たちはいる。本作はその中の1人、富士銀行に勤めていた杉山陽一氏の妻杉山晴美氏が、夫をテロ事件で失ったこと、そして、いかに乗り越えてきたかということを記した手記「天に昇った命、地に舞い降りた命」を映像化した話題作である。
このドラマは、杉山晴美さんがいかにして、テロ事件によって逝った夫の死を受け入れ、そして、新たに生まれくる命に希望を託し、前向きに生きようとする過程に重点を置いたドラマである。だから、アメリカ**やテロリストたちへの憎しみや...
銀行の常務秘書だった33歳の渡辺美里(浅野ゆう子)は、幼なじみの近所の豚カツ屋「かつ源」の長男源健一(石田純一)と偶然再会し結婚。エリート銀行マンの夫とおしゃれなマンションで幸せな結婚生活を送っていた。ある日、銀行の仕事で米国に赴任していた美里の兄佑介(佐野史郎)が妻襟華(鈴木杏樹)を連れて帰国する。何事にも順序を重んじる両親に内緒で、佑介が結婚したことに対し驚くとともに、ひと騒動が起こりそうな不安を覚える美里と健一。
そんな折、健一の弟洋二(渡辺いっけい)が急死。「かつ源」をつぶしたくない75歳で高齢の父為雄(下條正巳)の頼みで、健一は店を継ぐことになった。そこから、美里の奮闘が始まる…。
2012年冬季 TBS 日剧SP
時はアジア初の東京オリンピックを翌年にひかえた1963年。東京:杉並の向田家に、名古屋にお嫁に行った次女:迪子(石田ゆり子)がお産のため戻ってきていた。3姉妹の長女:邦子(山口智子)は映画雑誌の記者から放送作家になったばかり。ラジオのレギュラーを何本も抱え、多忙な日々を送っていた。そんな邦子を優しく見守るのは母(藤村志保)、末っ子の和子(田畑智子)、そして父(岸部一徳)だった。ある日、和子から父が浮気をしていると聞いた邦子と迪子。和子によると、その相手は高円寺に住む目の大きな女性(ヒデコ:岸本加世子)だという。邦子は妹たちの会話を静かに聞いていた。家族には内緒にしていたが、邦子にも愛する男性:中原(大口広司)がいたのだった。忙しい執筆作業の合間を縫って中原の家に通っていた邦子。別居しているとはいえ、妻も子もいる中原と...
美貌のデザイナー高桑万里(MIE)をめぐり、その恋人や友人たちが繰り広げるラブコメディ。話数カウントはNo.11。
万里と会社員倉沢潤一(布施明)は恋人同士。しかし万里に商品デザインを依頼した元レーサー矢島直人(西城秀樹)が万里を口説き始める。一方、万里の友人で倉沢と同じ会社で働く平野小枝子(朝加真由美)が不倫の悩みを倉沢に相談して急接近。また矢島の店で働く柴川正樹(野々村真)は、レーサーを目指す傍ら、万里の妹朋江(藤井一子)に心を寄せるが、朋江は杉本高志(保阪尚輝)に声を掛けられる。
オープニングでは実際のオートバイレースやモトクロスの映像を使用していた。同じ木下プロ制作の『毎度おさわがせします』シリーズや『夏体験物語』のような人気は出なかった。
本作をもって『あんたがたどこさ』以来14年続いたTBS火曜9時枠の連続ドラマは一時中断。19...
『松本喜三郎一家物語 おじいさんの台所』(まつもときさぶろういっかものがたり おじいさんのだいどころ)は、2007年5月4日にフジテレビ系列の金曜プレステージで放送されたテレビドラマ。 原作は佐橋慶女の随筆作品『おじいさんの台所』。 視聴率は17.6%(関東)