昭和45年から阪神淡路大震災直後の平成7年までの川嶋うららの半生を描いた物語。
父親の死をきっかけに住まいを出なければならなくなった為、幼い期間を過ごした日光を
去り、母朝子の両親の住む東京の「大滝組」に越すうらら。。そこの祖母、ハツコはとて
も厳しい人。一方祖父の光次郎はとてもやさしく、幼いうららに大工の話をする。うららは、
初めてみた大工の仕事に親しみを覚える。 その後光次郎の死をきっかけに犬猿の仲に
なっていた朝子とハツコの関係が再び悪化。うらら達はまた引っ越すことに。引っ越した
家の隣、洋食屋「鍵や」の娘、天野和実と友達になるうらら。
それから10年18歳になったうららのもとに、幼いころ短い間一緒に生活したハツコが
入院したという知らせがはいった。 寝たきりになる可能性があるとのことから、だれがハ
ツコを引き取るかという話で親族会議が...
軽井沢に出かけて消息を絶った後輩の行方を追う二人のOLが遭遇する、不気味な老婦人、あやしげなお見合いパーティー。殺人事件の謎の背後に国際的犯罪の黒い影を秘めて展開する、西村京太郎原作のサスペンスドラマ。 雑誌社勤めの亜木子(斉藤慶子) とみどり(久本雅美) は、編集明けの休みに〈彼〉の別荘に行くと言って出かけたまま帰らぬ後輩の由香(山下葉子)を追い軽井沢に向かった。
由香の手帳を見て、交際相手と思われる小池敏夫(梨本謙次郎) の別荘をたずねるが、敏夫は不在、応対した敏夫の母朝子(南田洋子) は由香など知らぬと言い、亜木子をお見合いパーティー「ベルプランニング」での敏夫の相手だと思いこみ、異常な関心を示す。 朝子は東京に戻ってからも、無断で亜木子の生活に入りこんで、しつこく干渉してくる。
亜木子とみどりは、なおも由香の行方をたずね、軽井沢のベルプラン...
雑誌記者の寺内亜木子(斉藤慶子)と林みどり(久本雅美)の「お局コンビ」が事件に巻き込まれては真相解明に乗り出すミステリーの第3弾。亜木子とみどりは、ひょんな事から山下幸介(山崎銀之丞)と出会う。幸介は二週間前、旅先の安房小湊で腹痛に苦しみ、和田かおり(三浦理恵子)という女性に助けられた。そのかおりに会いに、仙台から上京してきたという。亜木子らも共に、そのかおりの実家の和菓子屋を訪ねると、一人娘かおりは二ヶ月前に小湊で転落して死んだという。死んだかおりに生き写しの女性の出現、そしてかおりの大学時代の友人の女性と男性が次々に殺されて、恋愛のもつれと見えた事件に恐ろしい闇の犯罪が…。
第4回サントリーミステリー大賞の受賞作を映画化したミステリータッチの青春ドラマ。ある地方の学園都市。テキ屋の一人娘、高校2年の酒井麻子。そして刑事の息子戸川春。二人が同級生の入水自殺事件を独自で捜査する姿を、グループサウンズ全盛時のヒット曲をバックに描いていく。沢田研二をはじめ、かつてのグループサウンズのメンバーも、大挙出演。